創業は江戸末期、弘化三年(一八四六年)。 店名の由来は、初代高橋谷三郎が、すっぽん料理を始めたことによるもので、以来一七〇年にわたり伝統の味と技そして風格を受けついで、古町花街と共に多くの文人墨客に愛されてまいりました。 木造三階建の料亭は、平成一二年に、 文化庁の「保存文化財」にも登録され、 ゆったりとした佇いで、 時の移ろいを今に伝えております。
伝統を絶やさぬこと。 ふるさとならではの味わいを後世に伝えてゆくこと。 鍋茶屋の板前たちはこう自負して、 技と心を代々受け継いで参りました。
多くの著名人が花街とともに愛した 刻と間の名残り...。 歴史が磨いた和風建築の粋と贅を、 ごゆっくりとご堪能ください。
一日一組様限定。 お二人のためだけに 鍋茶屋のすべてをつかって、 感動の一日を演出いたします。